【TOEICリーディングスコアが5~220点の方向け】おすすめ勉強法・教材
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今回の記事では、TOEIC500点から945点までスコアを上げた著者が、
・TOEICリーディング5~220点の方の現状把握
・おすすめの勉強法と教材
について解説します。
リーディング225点超を取得して、次の段階にいきましょう!
本記事の内容
1.TOEICリーディング5〜220点の方の現状把握
まず、TOEICが公式に説明している内容を見てみましょう。
TOEICの公式認定証によると、TOEICリーディング5~220点の方は次のような傾向があるとのことです。
これだと少し抽象的な面がありますので、著者なりに具体的な内容に落とし込んでみます。
私は、TOEIC受験者のリーディングのレベルを図るうえで、4つの要素があると考えています。
- 単語力
- 文法力
- 英文読解力
- テスト慣れ
前述のTOEIC証明書の説明にある通り、リーディング5~270点の方は、残念ながら全ての項目において基礎的な部分が足りていない可能性が高いです。
2.要素別解説とおすすめの勉強法と教材
1.単語力
基礎的な単語力が不足している可能性があります。
英単語の意味がわからなければ、どれだけ複雑な文法を理解していたとしても、文章やリスニングの内容を理解することはできません。
単語力は全ての基礎となる英語力になりますので、地味な作業になりますが、徐々に語彙を増やしていきましょう。
おすすめの教材は「TOEIC L&R TEST 出る単特急 銀のフレーズ」 になります。
銀のフレーズは「最短ルートで600点」との宣伝文句の通り、600点を目指している人向けの単語帳です。TOEICで300〜500点くらいの初学者を対象としています。
基礎の400語、頻出の300語、必須の200語、発展の100語の構成になっており、最頻出にして最重要単語1000語を頻出フレーズに凝縮した内容となっています。
本書の単語をマスターすれば、TOEICに必要な基礎語彙力はしっかりつけられます。
2.文法力
特にPart5・6の回答にあたって必要な能力になります。
このレベルの方はPart5・6の点数アップの伸びしろが大きいです。覚えた文法の数だけスコアに直結します。リスニングだと「覚える→聞こえるようにする→スコアが上がる」という2段階が必要ですが、英文法問題は「覚える→スコアが上がる」という点で即効性があるからです。
まずは、TOEICに頻出の英文法を覚えていきましょう。前述の通り覚えた分だけスコアに直結しますので、モチベーションも維持しやすいと思います。もちろん、英文法を理解することはリーディングパート全体の点数アップにもつながります。
おすすめの教材は、「出るとこ集中10日間! TOEIC(R)テスト 文法編」です。この一冊をやることで、必須の英文法をしっかりとマスターすることができます。図や絵も多いので記憶に残りやすく、教材としても取り組みやすいです。
また、演習用の問題集としては、「初心者特急シリーズ」をおすすめします。持ち運び可能かつポイントを押さえた内容になっているので、確実に力がつきます。
3.英文読解力
特にPart7の回答にあたって必要な能力になります。
まずは、「出るとこ集中10日間! TOEIC(R)テスト 読解編」をやり込みましょう。この基礎的な教材はTOEIC600点を目指す方向けに作られています。姉妹編の文法編と同じで、図や絵が多く解き方の道程を詳しく説明してくれていますので、読了後はある程度はTOEICの英文をどのように読むべきなのかわかるようになります。
4.テスト慣れ
最後に、「テスト慣れ」についてです。
このレベルの方は、TOEICリーディングパートのテスト形式にまだまだ慣れていない方が多いと思います。
例えば、
・実はTOEICリーディングでどのような種類の問題が出題されるのかよくわかっていない。。
・Part7の長文問題の回答はほぼ塗り絵になってしまった。。
といった感じでしょうか。
特に英検に慣れている方は注意が必要です。
英検のリーディングはじっくり時間をかけて回答することができますが、TOEICのリーディングは問題数量に対して試験時間が短いです。そのため内容をじっくりと理解するような暇を与えてくれませんので、頭をTOEIC用にしっかり切り替える必要があります。
何度も受験することで、TOEIC試験で求められてくる能力や知識、時間管理方法がわかってくると思いますので、現時点では焦る必要はありません。
3.まとめ
自分の経験も踏まえて言うとこのレベルは本当に伸びしろが大きいです。勉強した分だけスコアが伸びます。コツさえ掴めれば、思っていたより簡単に500点台・600点台が取れた!ということも十分ありうると思いますので、頑張っていきましょう。
以上参考になれば幸いです。
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