TOEIC PART2 勉強法と対策
・TOEIC PART2が苦手!
・選択肢を悩んでいる間に次の問題が始まってしまう。。。
・リスニングテスト中に集中力が保てない。。。
といった方のためにPART2の対策と解き方を説明いたします。
PART2は、最初に本文が流れ、その後に読み上げられる3つの選択肢の中から正しい応答を選択する問題です。問題数は25問でリスニングパートの1/4を占めます。
本記事の内容
1.本文の最初の1単語を全力で聞き取りにいく
2.よくわからなかった問題は飛ばす
3.問題形式に慣れ、かつリスニング力を鍛える
(リスニングパート共通)
では始めていきましょう。
1.最初の1単語を全力で聞き取りにいく
PART2には、絶対的な方針があります。
それは、「最初の単語を必ず聞き取る」というものです。
例えば、「When」で始まる問題には、「at 6pm」や「tomorrow」といった対応がされるのが自然です。
PART2では、こういった、最初の1単語を聞き取ることで、ほぼ回答が決まってしまう問題が3割くらいは出題されます。
逆に言えば、最初の単語に集中するだけで、PART2の3割は得点できたも同じになるのです。
また、集中するポイントを絞ることで、有限な集中力をリスニング終了まで保持・節約することにも役立ちます。
2.よくわからなかった問題は飛ばす
PART2の問題は一文が短いこともあり、すぐに次の問題に移ります。
前の問題・選択肢がうまく聞き取れずに回答に悩んでいる間に、もう次の問題が読み上げられてしまった。。。というのは誰もが経験したことがあるはずです。(私も何度もあります苦笑)
そこで、2点目の鉄則です。聞き取れなかった問題・選択肢は潔く捨ててください。聞き取れなかった時点でその問題を得点できるかは「運」になります。
もう当たればラッキーという感じで適当にマークして、次の問題に進みましょう。
その問題を引きずって次の問題にも影響させてしまうのが、最もやってはいけないことです。
3.問題形式に慣れ、かつリスニング力を鍛える(リスニングパート共通)
リスニングを解く上で一番の敵は、集中力が続かなくなることです。
冷静に考えて、45分間も英文を聞き続けるのにはかなりの集中力を要します。
では、どうやって集中力が続くようにするのかというと、慣れるしかないと思います。自動車の運転などでもそうですが、最初は意識しながらやっていたことも、慣れると考えずに自動的にできるようになりますよね。
TOEICのリスニングもそれと同じです。
TOEICのリスニング力を高める効率的な方法は、問題を何度も繰り返すことです。
最初に解いた時にわからない問題は仕方ありません。一度解答を見て、「こう言っていたのか」と知ることが大切です。より強固な記憶とするため、最低でも2回・できれば3回、同じ問題に当たるべきだと私は思います。
これを積み重ねることで、試験問題で聞き取れる精度がどんどん上がっていきます。
集中力も前ほど必要としなくなってきます。
なお、TOEIC以外の問題で耳を慣らすのも長期的には悪くないのですが、TOEICのスコアアップを目的とするのであれば、TOEICと同じ形式の問題を記憶に蓄積して言った方が勉強の成果が出やすいと思います。
オススメはやはり、公式問題集です。
公式 TOEIC Listening & Reading 問題集 4
また、下記のようなPART2に特化した問題集も効果的です。
【新形式問題対応/CD-ROM付】 TOEIC(R) L & R テスト 究極のゼミ Part 2 & 1
ちなみに、上記教材のリスニングのアプリでは、音声の倍速の設定ができます。
余裕のある方は、リスニング力を鍛えるために使用してみることをおすすめします。
本番のテストが本当に遅く感じるようになりますよ。
(アルクのwebサイトからダウンロードしてください)
以上、TOEIC PART2 勉強法と対策 でした。